ドライアイの治療方法は、症状によって医師が判断して選びます。
最初に涙の量を検査します。
もっとも一般的なのは、シルマー検査と呼ばれる検査用紙を目の中に入れて、 涙がどの位濡れるかを見て涙量を測定する方法です。
同時にマイクロスコープで目の状態を観察することで、 角膜に傷かついているかどうかなどから総合的にドライアイの程度を判断します。
ドライアイが軽度の場合には、 目薬を処方して基本となるのは点眼薬を使う治療法です。
市販の目薬の殆どは防腐剤を含んでいます。
防腐剤を含んだ目薬を長期間に渡って点眼し続けると、 眼の傷が悪化してドライアイの症状がさらに進む恐れがあります。
目薬は、ドラッグストアで手軽に手に入りますが、自分で選んで使い続けずに、 まず専門医を受診して検査を受けた上で適切な点眼薬を処方してもらいましょう。
医療機関で処方される目薬には2種類あります。
一つは、人間の涙に近い成分で作られている人工涙液です。
もう一つは、ヒアルロン酸など、 うるおいを与える働きのある成分が配合されています。
検査の結果、すでに角膜に傷がついていることがわかった場合は、 抗生物質を含んだ点眼薬を用いる場合もあります。
2種類以上の目薬を処方された場合は、 医師の指示に従ってまず最初に1種類目薬を注してから一定の時間を置いてから次の目薬を注します。
目薬は、正しく点眼しないとすぐ流れ出て薬の効果を得ることができません。
何回かゆっくりまばたきをして目薬が角膜全体に行きわたるようにします。