ドライアイの予防法と治療法について

まばたき

まばたきをすると目の表面に薄い涙の膜ができます。

まばたきは、普通1分間に20~30回ほど行われ、 まばたきをするたびに涙が涙腺から分泌されます。

1回のまばたきで油層・水層・ムチン層で出来ているごく薄い3層構造を作り、 役目を終えた涙は涙点から流れ出ていきます。

角膜の保護

まばたきをするたびに目の表面にできる涙の膜は、 粘膜で覆われている眼球の乾燥を防止します。

目の粘膜や角膜は外気に直接触れるので、 まぶたを開けている間はアレルギー物質やウィルス、 ゴミなどと接触する危険にさらされています。

まばたきをすると、涙が目の表面の老廃物や有害物質を洗い流して角膜を保護します。

栄養補給

涙は、角膜(黒目の部分)に酸素や栄養素を届ける働きもしています。

目の表面には血管がないので、 涙が栄養を運ばなければ栄養補給を行うことができません。

大気中にある酸素は涙の中に溶けて角膜に酸素が供給されます。

酸素の補給

ハードコンタクトレンズで角膜の表面を覆うと目が乾燥するのは、 角膜が酸素不足になるためです。

そのため、最近では酸素を透過する材質でできたコンタクトレンズが開発されています。

角膜の表面を滑らかに

目の表面は、滑らかでないと光がきちんと網膜に届いて、 正しい映像を結ぶことができません。

涙は角膜の表面を滑らかにして、 ものをきれいに見る上でも大切な役割を果たしています。

涙の分泌量は、1日に2~3ml程度です。

普段あまり意識することはありませんが、 涙は目の健康や良好な視界を得る上で非常に重要な役割を果たしています。